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「20代 転職サイト」で調べると、比較記事が大量に出てきます。どれも似たようなサービスが並んでいて、結局どれがいいのか分からない。
理由ははっきりしています。自分が何を求めているかが決まっていないと、サービスは選べないからです。
なので先に、20代が実際に何を理由に転職したがっているのかを数字で確認します。
厚生労働省が、転職したいと思っている若年正社員に理由を聞いています。ここを見てから選んだほうが早いです。
20代が挙げている転職理由
複数回答で、多い順に並べるとこうなりました。
出典:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査」個人調査・表19(転職したいと思っている若年正社員の理由・複数回答)。バーの長さは1位を100とした相対値です。
やりがいや適性より先に、賃金と時間が来ています。
「自分に合った仕事を探す」ことが転職の目的だと思われがちですが、実際は3位で41.9%。上に来ているのは賃金59.9%と労働時間50.0%です。
10年で、理由の中身が変わった
同じ調査の過去回と並べると、変化がはっきり出ます。
「賃金の条件がよい会社にかわりたい」と答えた割合の推移。同調査の各年版より。
10年で15.3ポイント上がっています。物価が上がった時期と重なるので、当然といえば当然です。
ここで言いたいのは、賃金を理由に動くことは、もう多数派だということです。お金で選ぶのは後ろめたい、と感じる必要はありません。
いちばん多いのは「わからない」
そもそも転職したいのかどうか。この問いの答えが意外でした。
同調査・表18(若年正社員計)。20〜24歳では「転職したい」が35.0%と最も高くなります。
したい31.2%、したくない30.3%、そしてわからない37.8%が最多でした。
この状態で転職サイトに登録すると、求人を眺めて終わります。逆に言えば、迷っている段階でやるべきなのは求人探しではなく、条件の整理です。

年齢そのものが不安なら、以前書いた異業種転職は何歳までかで転職入職率と賃金変動を年齢別に並べています。
サイトとエージェント、役割が違う
ここを混同している方が多いので、先に分けます。
さっきの数字に当てはめると、「わからない」37.8%の人にサイトは向きません。選ぶ基準がないまま大量の求人を見ることになるからです。
逆に、条件がはっきりしていて自分のペースで進めたいなら、サイトのほうが速い。迷っているかどうかで分かれます。
タイプ別の選び方
20代向けに絞ると、現実的な選択肢は2つに分かれます。
20代限定WEB面談在職中OK
条件の整理から相談したい場合はここからです。第二新卒・既卒・フリーターを含めて20代全般を扱います。
まず条件を整理したい20代へ
第二新卒エージェントneoは、ネオキャリアが運営する20代向けの就職・転職支援サービスです。書類添削から面接対策、入社条件の交渉まで扱います。WEB面談に対応しているので、在職中でも地方在住でも受けられます。
対象の条件 20代(おおむね19〜28歳)の方が対象です。29歳以上の方、新卒での就職を希望する方は対象外になります。
\ 相談は無料・在職中でもWEBで /
IT特化未経験可高卒以上
賃金を上げる方向で職種を変えるなら、IT職は選択肢に入ります。ただし対応エリアが限られます。
職種ごと変えて賃金を上げたい20代へ
ユニゾンキャリアはIT・Web業界に特化した未経験者向けの転職エージェントです。職種の選び方から逆算して求人を出してくれます。
対象の条件 20代・高卒以上で、東京・埼玉・神奈川での就職を希望する方(現在の居住地は問いません)。
\ 相談は無料・オンラインOK /
IT職を軸に4社を並べて比べたい方は、以前書いた未経験ITエージェント4社の比較で対象年齢とエリアごとに整理しています。フリーター・既卒の方はこちらの記事が近いです。
第二新卒という区分そのものの実態は、第二新卒とは何かにまとめています。3年以内離職率は大卒33.8%で、3人に1人が該当します。
よくある質問
20代が転職で重視していることは何ですか
厚生労働省の調査では、転職したいと思っている若年正社員の理由の1位は「賃金の条件がよい会社にかわりたい」で59.9%、2位が「労働時間・休日・休暇の条件がよい会社」で50.0%でした。「仕事が自分に合った会社」は3位の41.9%です。
20代で転職するのは難しいですか
企業側の調査では、若手の中途採用で重視された点の1位は職業意識・勤労意欲で72.7%、職業経験は42.3%と5番目でした。経験の浅さが決定打になりにくい構造です。詳しくは第二新卒についての記事にまとめています。
転職サイトとエージェントはどちらがいいですか
条件が決まっているならサイト、決めきれていないならエージェントです。同じ調査では「転職したいかどうかわからない」が37.8%と最多でした。この状態でサイトに登録すると、選ぶ基準がないまま求人を眺めることになります。
賃金を理由に転職するのは印象が悪くないですか
多数派の理由です。賃金を挙げた割合は平成25年の44.6%から令和5年は59.9%へ10年で15.3ポイント上昇しています。ただし面接では、不満としてではなく次にやりたいことと結びつけて説明する必要があります。
20代のうち何割が転職したいと思っていますか
31.2%が「転職したいと思っている」と答えています。20〜24歳では35.0%と最も高くなります。一方で「わからない」が37.8%で最多です。
転職サイトを比較する前に決めることがあります。賃金なのか、時間なのか、仕事の中身なのか。
20代全体では、上位2つが条件の話でした。やりたいことが見つからないから動けない、と考える必要はありません。
迷っているなら、求人を眺めるより先に、条件を人に整理してもらったほうが早いです。
※ 統計は厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査」個人調査(表18・表19)および同調査の平成25年・平成30年版に基づきます。調査対象は15〜34歳の若年労働者で、20代のみを抽出した数値ではありません。企業側の採用重視項目は同調査の事業所調査によります。サービス内容・対象条件は各社公式サイトの記載(2026年8月時点)に基づくため、申込前に必ず公式サイトでご確認ください。


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