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CCNAの受験料を調べて、ここに来たと思います。
公式の価格は300ドル(税別)。日本円だと、4万円台後半になります。
ただ、実際に払うことになる金額は、これで終わりません。元IT人材紹介として、総額のほうを先に出します。
まず、公式の価格表です
シスコが自社サイトで、レベル別の受験料を公開しています。
| 試験 | 価格(税別) |
|---|---|
| CCSTエントリー | $125 |
| CCNA 200-301アソシエイト | $300 |
| CCNP コア試験プロフェッショナル | $400 |
| CCNP 選択試験プロフェッショナル | $300 |
| CCIE ラボ試験エキスパート | $1,600 |
出典:シスコシステムズ公式サイト「Cisco certification exams」の価格表(Price in $ USD, plus tax)。2026年9月時点で価格の変更がないことを確認済み。日本での支払額は為替レートと消費税により変動します。
よく比較されるCCNPは、コア試験と選択試験の2つが必要です。合わせて$700。CCNAの2倍以上かかります。
つまりCCNAは、シスコ資格の中では入口の価格帯。それでも4万円台後半です。安くはありません。
費用の前に「そもそも取る意味があるのか」が気になる方は、CCNAは無駄な資格かを企業側のデータで検証した記事もどうぞ。
なぜ、この価格なのか
受験料を調べていると、高いと感じる方が多いと思います。国家資格と比べると、実際そうです。
| 試験 | 受験料 |
|---|---|
| ITパスポート国家試験 | 7,500円 |
| 基本情報技術者国家試験 | 7,500円 |
| CCNAベンダー資格 | 約4.7万円 |
国家試験の受験料は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の公表額(税込)。CCNAは300ドルを本文中のレートで換算した参考値です。
6倍以上の開きがあります。ただ、これは同じ性質のものを比べていません。
国家試験は、国が制度として運営しています。年に数回まとめて実施し、会場も共通です。一方CCNAは、シスコという一企業が自社製品の技術者を認定するために運営しています。通年でいつでも受けられ、世界中の試験センターで同じ問題が出せる仕組みを維持する必要があります。
さらに、ネットワーク機器の仕様は変わり続けます。CCNAは定期的に出題範囲が改定され、そのたびに問題が作り直されます。制度を維持するコストが、そのまま受験料に乗っていると考えると、価格の理由は説明がつきます。
もうひとつ、実務での扱いも違います。人材紹介にいたころ、インフラ系の求人票で「CCNA歓迎」と書かれているものを何度も見ました。特定の機器を扱う現場では、その機器のメーカーが出す資格が共通言語になります。国家試験にはこの役割がありません。
高いか安いかは、この違いをどう見るかで変わります。資格そのものの価格ではなく、その資格が通用する範囲に対して払っていると考えるのが実態に近いです。
本当のコストは、受験料じゃない
ここからが本題です。同じくシスコ公式に、こう書かれています。
——ただし、料金はもう一度かかります。
5日で再挑戦できるのは、良心的な設計です。ただお金の面から見ると、落ちるたびに$300が飛ぶということでもある。
再受験が割引になる制度や、無料で受け直せる仕組みは、シスコ公式には用意されていません。2回目も3回目も同じ$300です。試験の割引バウチャーが出回ることはありますが、シスコが公式に案内しているものではないため、購入前に発行元を確認してください。

さらに、CCNAには期限があります。認定の有効期間は3年。維持するには、別の試験を受け直すか、継続教育(CE)の単位を取る必要があります。
この3つを足すと、こうなります。
CCNAに実際にかかるお金(1回落ちた場合)
円換算は$300=約47,000円(消費税込み・為替により変動)として試算した一例です。実際の支払額は申込時にピアソンVUEでご確認ください。
そして3年後、維持するならまた費用がかかる。
つまりCCNAで一番高いのは、受験料そのものではなく「落ちること」です。
だから、費用の話は「一発で受かるか」に化ける
ここが判断の分かれ目です。受験料は誰が受けても同じ$300。差がつくのは、何回受けるかだけ。
独学とスクールの比較も、この視点で見ると景色が変わります。
独学
約 5.7万円〜
受験料1回+教材費
ただし1回落ちるたびに+4.7万円。2回落ちれば有料スクールの価格帯に届きます
独学が安いのは、一発で受かった場合だけです。ここを楽観して見積もる人が多い。
試験の中身と勉強量については、CCNAとは何かをまとめた記事に書きました。
ここまでは、受験料そのものより落ちたときに総額が倍になることが問題だという話でした。ただ、そもそも資格を取る前に応募してしまう道もあります。
ユニゾンキャリアはIT・Web業界に特化した未経験者向けの転職エージェントです。扱う求人がIT・Webの未経験入社に絞られているので、いまの経歴で応募できる求人があるのか、それとも資格が要るのかを先に聞けます。4万7千円を払う前に、払う必要があるかどうかを確かめられます。
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費用をゼロに近づける方法もある
もうひとつ、選択肢があります。受講料が無料のスクールです。
3番目が大事です。「無料」がどこまでを指すかは、必ず申込前に聞いてください。
受験料の前に、学習費用をゼロにできないか確かめる
ネットビジョンアカデミーは、ネットワークに特化して、CCNA取得から就職までを扱う無料スクールです。受講料とテキスト代が無料と公称しています。
無料で成り立つのは、受講者ではなく採用する企業側が紹介料を払う仕組みだからです。この記事で見てきたとおり、受験料そのものより重いのは、教材と学習環境にかかる数十万円と、落ちたときの再受験でした。その学習費用を自分で持ち出さないまま、合格率を上げた状態で受験に臨めます。
そのぶん、対象は絞られます。説明会は無料で、契約の場ではありません。この記事の文脈で聞くべきことは1つ。受験料は自己負担か、それとも含まれるのか。ここを確かめるだけでも、行く価値はあります(評判の検証はこちら)。
対象の条件 32歳までの方が対象です(職歴・学歴は不問)。求人は首都圏が中心で、在職中の方向けにオンラインのコースがあります。
\ 説明会は無料・32歳まで /
よくある質問
CCNAの受験料はなぜ高いのですか
国家試験と運営の仕組みが違うためです。ITパスポートや基本情報技術者は7,500円ですが、これは国が制度として年に数回まとめて実施しています。CCNAはシスコが自社製品の技術者を認定するために運営しており、通年でいつでも受けられる体制と、機器の仕様変更に合わせた出題範囲の改定を維持しています。その運営コストが受験料に反映されています。
CCNAの受験料はいくらですか
シスコ公式の価格は300ドル(税別)です。日本円での支払額は為替と消費税によって変わり、2026年8月時点でおおむね4万円台後半になります。正確な金額は、予約時にピアソンVUEの画面でご確認ください。
CCNAとCCNPでは費用がどれくらい違いますか
CCNPはコア試験400ドルと選択試験300ドルの2つが必要なため、合計700ドルです。CCNAの300ドルと比べると2倍以上になります。
落ちた場合、すぐに再受験できますか
できます。シスコ公式によると、アソシエイトレベルの試験は受験の翌日から5日間(暦日)待てば同じ試験を受け直せます。ただし受験料は再度かかります。
CCNAの更新に費用はかかりますか
かかります。認定の有効期間は3年で、維持するには別の認定試験を受けるか、継続教育(CE)の単位を取得する必要があります。取って終わりの資格ではありません。
会社が受験料を負担してくれることはありますか
あります。特にインフラ系の企業では、資格取得の支援制度や合格時の報奨金を設けている会社が少なくありません。入社後に取るつもりなら、求人票の福利厚生欄と、面接での確認をおすすめします。
CCNAの受験料は300ドル。ここだけ見ると、単なる出費です。
ただ実際には、落ちた回数と、3年ごとの維持が乗ってくる。総額で見ないと判断を誤ります。
安く済ませる方法は、値引きを探すことではありません。一発で受かる状態を作ることです。
国家試験のほうは制度が動いています。応用情報は2026年度からCBT方式に移行し、実施時期も変わりました。応用情報はなくなるのかにまとめています。
※ 受験料・再受験ポリシー・認定の有効期間は、シスコシステムズ公式サイトの記載(2026年8月時点)に基づきます。価格や制度は変更される場合があるため、申込前に必ず公式サイトとピアソンVUEで最新の情報をご確認ください。円換算は為替により変動します。


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