PR 本記事は広告を含みます。
「IT転職 やめとけ」。
そう検索したあなたは、たぶん、もう一歩を踏み出しかけています。
求人を眺めて、スクールのページを開いて。
でも最後に、「本当に大丈夫なのか」を確かめたくなった。
その慎重さは、正しい。
勢いだけで飛び込むより、ずっと賢いです。
ただ——見ず知らずの誰かの「やめとけ」を、
そのまま自分の結論にするのも、同じくらい危ない。
元・IT人材紹介のカツジンです。
「企業がどんな人を、いくらで採るのか」を、現場で見てきました。
その立場から、ネットでよく見る5つの”やめとけ論”を、一つずつ検証します。
半分は本当。半分は、ズレている。
読み終わる頃には、「進んでいいのか、やめておくべきか」の判断材料が手に入るはずです。
「IT転職はやめとけ」と言われる、5つの理由
まず、”やめとけ”の中身を分解します。
感情論を抜くと、だいたいこの5つに集約されます。
検証:それは”特定の現場”の話。”業界全体”の話ではない
炎上プロジェクトや、深夜対応が続く現場。
確かに、あります。これは嘘ではありません。
でも、それを「IT=激務」と一括りにするのは乱暴です。
もし本当に、人が潰れて辞めていくだけの業界なら——
そもそも、人は集まり続けません。
激務は”業界の宿命”ではなく、どの会社・どの案件を選ぶかの問題。
特に消耗しやすいのは、多重下請けの下層です。
その構造は「SESを辞めたいは甘えじゃない」で解説しています。
検証:事実。ただし、それは”弱点”ではなく”最大の強み”
これは、本当です。
ITは、学び続ける仕事。
でも、少し立ち止まってみてください。
営業や事務の多くは、社歴や年齢で評価の天井が決まりがち。
一方でITは、「新しく学んだ人」が評価される、数少ない世界です。
だから、後から入った未経験者でも、学べば先行者に追いつける。
「勉強し続けなきゃいけない」の裏側は、
「学べば、いつからでも巻き返せる」なんです。
怖いのは、勉強そのものより”一人で続けて挫折する”こと。
その理由は「独学はなぜ挫折するのか」に書きました。
検証:飽和と人手不足が、同時に起きている
「飽和」と「人手不足」。
矛盾するようですが、ITでは両方が同時に起きています。
飽和しているのは、言われたことしかできない”名ばかり”の層。
一方で、きちんと設計し、作れる人材は、まだ足りていません。
経済産業省の試算でも、先端IT人材は2030年に大きく不足するとされています。
だから、問題はこうです。
「飽和したから入るな」ではなく、「飽和する側に、回るな」。
どちら側に立つかは「『AIで仕事がなくなる』は半分ホント」で詳しく扱っています。
検証:半分本当。”未経験だから”ではなく”入口を間違えたから”
これは、正直に言えば半分当たっています。
入口を間違えると、多重下請けの底で、経験も積めないまま消耗する。
そういうことは、確かにある。
でも、それは「未経験だから」ではありません。
「構造を知らないまま、入口を選んでしまったから」です。
同じ未経験スタートでも、最初にどの入口を選ぶかで、3年後の景色はまるで変わります。
大事なのは「未経験はやめとけ」ではなく、「入口を、知ったうえで選べ」。
その全体像は「未経験からIT転職・現実的ロードマップ」に整理しています。
検証:奪われるのは”作業”。増えるのは”AIを使って作る人”
AIに代替されるのは、単純な”作業”です。
逆に、AIを道具として使いこなす人の価値は、上がっていく。
むしろ、これから学ぶ人は最初からAIを前提に学べる分、有利ですらあるんです。
「AIが来るから、やめとく」。
それは、「電卓が来たから、算数をやめる」に少し似ています。
(どの仕事が減り、どの仕事が増えるかのデータは「AIでなくなる仕事ランキング」に整理しました)
道具が変わっても、それを使う人は、必要です。
DATA
データが示す事実——ITは”辞める人”より”入る人”が多い
「激務で、すぐ辞める業界」。
そのイメージを、公的なデータで確かめてみます。
厚生労働省の調査による、1年間の離職率の比較です。
IT(情報通信業)の離職率は10.2%。
全産業平均の14.2%より、低いんです。
しかも同じ調査で、情報通信業は「入職超過」。
つまり、辞める人より、入ってくる人のほうが多い状態です。
「潰れて辞めていく人だらけの、縮む業界」なら、こうはなりません。
データは、イメージとは逆のことを語っています。
誠実な線引き
それでも、”やめた方がいい人”は確かにいる
ここまで反論してきましたが、「全員おいで」と煽るつもりはありません。
現場で見てきた実感として、”今は、やめておいた方がいい人”も、確かにいます。
誠実に、線を引きます。
今は、やめた方がいい人
- 「楽して稼げそう」だけが動機の人
- 手を動かして学ぶ気が、まったくない人
- 自分で調べず、他人の「やめとけ」だけで動く人
進んで、いい人
- 今の仕事に、伸びしろの天井を感じている人
- コツコツ手を動かすのが、嫌いじゃない人
- 飛び込む前に「向いているか」を確かめる冷静さがある人
左に心当たりがあるなら、いったん立ち止まった方がいい。
でも、右に一つでも頷けたなら——
「やめとけ」は、あなたに向けられた言葉ではないかもしれません。
分かれ道
※ 費用を抑えて入りたい人がよく検討する無料スクールについては、「『無料プログラミングスクールはやめとけ』は本当か」で仕組みから検証しています。
※ 職種別のやめとけ論では、「インフラエンジニアはやめとけ」も仕組みから検証しています。
※ 飽和しているのかどうかは、「未経験エンジニアは増えすぎか」で求人と応募の最新の動きから確かめています。
後悔する人としない人を分ける、たった一つの差
たくさんの転職を見てきて、はっきり分かったことがあります。
IT転職で後悔する人と、しない人。
両者を分けるのは、才能でも学歴でもありません。
「飛び込む前に、
自分の適性を確かめたか」。
ただ、それだけです。
後悔する人は、勢いで会社を辞め、いきなり飛び込む。
そして「思っていたのと違った」となる。
後悔しない人は、退職もお金も賭ける前に、まず”小さく試して”確かめている。
この差が、あとから効いてきます。
よくある質問
「IT転職はやめとけ」って本当ですか?
業界全体でみると、情報通信業の離職率は10.2%で全産業平均の14.2%より低く、辞める人より入る人が多い入職超過の状態です(厚生労働省・令和6年雇用動向調査)。激務や使い捨てといった問題は、業界の宿命ではなく、特定の会社や多重下請けの下層など『入口の選び方』に起因します。入口を選べば、話は変わります。
未経験・文系でもIT転職して後悔しませんか?
後悔する人の共通点は、適性を確かめずに勢いで飛び込むことです。文系・未経験からの活躍例は多くあります。いきなり退職せず、無料の体験・説明会などで『自分に向いているか』『何から始めるか』を先に確かめることで、後悔のリスクは大きく下げられます。
IT業界はもう飽和していて、今から入っても食べていけない?
飽和しているのは、言われたことしかできない低単価の層です。一方できちんと設計し作れる人材は不足が続いており、経済産業省の試算でも先端IT人材は2030年に大きく不足するとされています。『飽和したから入るな』ではなく『飽和する側に回らない』ことが重要です。
何歳までにIT転職すべきですか?
20代なら選択肢が広く、30代でも手に職を狙う路線は十分に現実的です。年齢そのものより、入口の選び方と、学び続ける姿勢のほうが結果を分けます。年齢が上がるほど、独学より支援のある環境で最短ルートを取ることが有効になります。
Winスクールは、全国に教室があり、マンツーマンで学べる、資格・就職に強いスクールです。
いきなり転職を決める必要は、ありません。
まずは無料の体験・説明会で、こう聞いてみてください。
「自分にITが向いていそうか」「何から始めればいいか」。
お金も、今の仕事も賭ける前に、適性を確かめる。
後悔しない人が、必ず通っている道です。
\ 体験・説明会は無料です /
まとめ
「やめとけ」の正体は、”誰か”の後悔である
ネットに転がる「やめとけ」の多くは、実は予言ではありません。
その正体は、「合わない人が、合わない入口から入って、後悔した」体験談。
つまり、過去の”誰か”の話です。
貴重な参考にはなります。
でも、まだ何も選んでいないあなたの結末を、決める力は持っていません。
激務も、搾取も、オワコンも。
多くは「業界の宿命」ではなく、「入口の選び方」の問題でした。
だとすれば、やるべきことは一つ。
飛び込む前に、入口と適性を、冷静に確かめること。それだけです。
あなたの結末は、まだ決まっていない。
※文系の方特有の不安には「文系エンジニアの末路は本当か」で答えています。
▶ 「入口を選ぶ」の具体版として「未経験IT転職エージェント4社の正直比較」も用意しました。
▶ まずは全体像から知りたい方は「未経験からIT転職・現実的ロードマップ」、年収の現実は「未経験IT転職と年収のリアル」もどうぞ。
筆者:カツジン(平成2年生まれ・九州在住)。銀行で10年決算書を読み、そのあとM&A仲介とITエンジニアの人材紹介を3年。会社の値段と、人の市場価値が決まる瞬間を、内側から見てきました。いまは事業承継で小さな会社を経営しています。詳しくは運営者情報へ。
参考・出典
・厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概況」(産業別の入職率・離職率)
・経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年)(先端IT人材の需給試算)


コメント