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「プログラミングって、何語から始めればいいんだろう」。
調べると、Pythonがいいという記事があり、
いやWebならJavaScriptだという記事があり、
C言語で基礎を固めろという声まである。
読めば読むほど、決められなくなる。
そして入門書を1ページも開かないまま、1週間が経つ——。
元・IT人材紹介のカツジンです。
未経験からエンジニアになった人を、現場でたくさん見てきました。
先に言い切ります。
その迷いは、言語の知識を増やしても解決しません。
この記事では「何語から」の答えを、あなたの目的から5分で決める方法でお渡しします。
※「そもそもどんな職種があるのか」が曖昧な方は、先に「エンジニア職種図鑑」で地図を持つと選びやすくなります。
※言語ではなく資格から入るべきか迷っている方は「未経験のIT転職に資格は必要か」もあわせてどうぞ。
結論:言語から選ぶから、決められない
まず、発想を逆にしてください。
言語は「乗り物」。
先に決めるのは、目的地です。
車と電車と飛行機、どれが優れているか——という問いに、答えはありません。
どこへ行くかで、乗るべきものが変わるだけ。
プログラミング言語も同じです。
「最強の言語」を探すのではなく、「自分のやりたいことに合う言語」を選ぶ。それだけで、迷いの9割は消えます。
そしてもうひとつ、肩の力が抜ける事実を。
最初の言語は、乗り換え前提でいいんです。
プログラミングの考え方(変数・条件分岐・繰り返し)は、どの言語でもほぼ共通。
だから2つ目の言語は、1つ目の何分の一かの労力で身につきます。
現場でも、最初の言語のまま一生を過ごすエンジニアは、ほとんどいません。
「一生モノの正解」を選ぼうとしなくて、大丈夫です。
GUIDE
言語より先に「その会社が何を請けているか」で経験の中身が決まります。未経験プログラマーがきついと言われる中身を3つに分けて整理しました。
目的別・最初の言語ガイド
では、目的別に見ていきます。
自分に一番近いものを、ひとつ選んでください。
AI・機械学習・データ分析の世界共通語です。文法がシンプルで、初心者の入門にも最適。「AIを使う側に回りたい」なら、迷う理由がありません。目指せる職種は「未経験からAIエンジニアになれる?」で解説しています。
ブラウザの中で動く、事実上唯一の言語です。書いたものが画面ですぐ動くので、成果が目に見えて楽しい。挫折しにくいのも大きな利点です。Web制作・フロントエンドを目指すなら、Pythonより先にこちらです。
Excel処理の自動化、データ集計、レポート作成——「毎日の面倒な作業」を自動化する定番がPythonです。学んだことが翌日の仕事で使えるので、モチベーションが切れにくい。転職前の”腕試し”としても優秀な入り方です。
iPhoneならSwift、AndroidならKotlinです。作る楽しさは抜群ですが、ひとつ正直に——未経験転職の求人数は、Web系(JavaScript等)やPython系より狭めというのが現場の肌感です。「趣味と実益」のバランスは考えておきましょう。
これ、意外と大事な話です。ITの仕事は「コードを書く仕事」だけではありません。サーバーやネットワークを支えるインフラエンジニアは、言語ではなく資格(CCNA)から入る道で、コードをほとんど書きません。「コードが苦手でもなれるIT職」で詳しく書いています。無理に言語から入らず、適性から逆算するのも立派な戦略です。
IF LOST
それでも迷ったら、Python——ただし理由を知って選ぶ
「目的が2つ以上あって絞れない」
「強いて言えば、つぶしが効く言語がいい」
そんな人は、Pythonを選んでおけば大きく外しません。
理由は4つです。
①文法がシンプルで、挫折しにくい。
初心者がつまずく”おまじない”的な記述が少ない言語です。
②AI時代の中心言語。
AI・データの求人はこれからも増える側です(増える仕事・減る仕事のデータはこちら)。
③入門教材が圧倒的に充実。
書籍も動画も無料教材も、選び放題です。
④仕事の自動化にも転用できる。
転職しなくても、今の仕事で即、元が取れます。
TRUTH
言語選びで挫折した人を、見たことがない
最後に、いちばん大事なことを。
人材紹介の現場で、挫折した人にたくさん会いました。
でも「言語選びを間違えて挫折した人」は、記憶にありません。
挫折の原因は、いつも同じです。
環境構築でつまずく。エラーが解決できない。聞ける人がいない。
——つまり、言語ではなく「続ける環境」の問題です(構造は「独学はなぜ挫折するのか」に書きました)。
だから、言語選びに1ヶ月悩むくらいなら、
「どう続けるか」の設計に、その時間を使ってください。
Winスクールは、Python・Java・Web系など複数の言語コースを持つ、全国展開のマンツーマンスクールです。
つまり——「自分の目的なら、どの言語・どのコースか」という選択から、無料相談で聞けます。
特定の言語しか教えないスクールと違い、あなたの目的に合わせて入口を提案してもらえるのが強み。言語選びの迷いは、詳しい人と15分話せば終わります。
\ 受講相談は無料です /
FAQ
Webの方向で考えているなら、Webエンジニアに未経験からなれるかで、いま実際に発注されている仕事がどこに寄っているかを国の調査から見ました。
よくある質問
文系で数学が苦手でも、Pythonはできますか?
できます。入門から実務の多くの場面で使う数学は、四則演算レベルです。本格的な数学が必要になるのは機械学習の理論を深く扱う研究寄りの領域で、「使う側」には必須ではありません。詳しくは「文系からエンジニアになれる?」をどうぞ。
HTMLとCSSはプログラミング言語ですか?
厳密には違います(文書の構造や見た目を記述する「マークアップ言語」です)。ただ、Web系に進むなら最初に必ず触れるものなので、JavaScriptとセットで学ぶのが定番です。
独学とスクール、どちらで学ぶべきですか?
時間とお金に余裕があり、エラーを自力で調べ続けられるなら独学でも可能です。ただし独学には構造的に挫折しやすい「5つの崖」があります。「独学はなぜ挫折するのか」を読んでから決めることをおすすめします。
どのくらい学べば転職できますか?
個人差はありますが、未経験採用は「完成したスキル」より「学び続けられる人か」を見ています。完璧になるまで待つより、学びながら並行して動く方が結果的に早い——というのが現場で見てきた実感です。全体の進め方は「未経験からIT転職・現実的ロードマップ」へ。
まとめ
まとめ——「何語から」の答えは、辞書の中にない
整理します。
AI・データなら、Python。
Webを作るなら、JavaScript。
仕事の効率化から入るなら、Python。
アプリなら、Swift/Kotlin。
決まっていないなら——言語の前に、道を選ぶ。
そして、どれを選んでも「乗り換え」はいつでもできます。
最初の一歩に、一生の重みを載せなくていいんです。
言語の辞書ではなく、あなたの目的地の中にある。
▶ 言語を学ぶ前に全体像を知りたい方は「未経験からIT転職・現実的ロードマップ」もあわせてどうぞ。
筆者:カツジン(平成2年生まれ・九州在住)。銀行で10年決算書を読み、そのあとM&A仲介とITエンジニアの人材紹介を3年。会社の値段と、人の市場価値が決まる瞬間を、内側から見てきました。いまは事業承継で小さな会社を経営しています。詳しくは運営者情報へ。
本記事について
言語選びの指針は、筆者がIT人材紹介の現場で見てきた未経験転職の実例と、各言語の一般的な用途に基づいています。学習を始める際は、最新の求人動向もあわせてご確認ください。


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